はやく自分の株取引でのルールを確立しましょう!
株式取引の世界では、自分のルールを作った時期から、それを守ることで勝てるようになる。と良くいわれます。 では、ルールとはどのようなものなのでしょうか? このページではルールーについての自己ルールの参考を紹介します。
・ルールについて
株は様々な材料や経験の積み重ね、リスクの排除によって、ギャンブルと違い勝率が勝つか負けるかの50%ではなく、かなりの確立で勝てる状況を予測する事が出来ます。
しかし安易な株取引を繰り返すのでは、大切な資金がリスクに晒されるだけです。
その安易な取引に走らないように、勝った経験や負けた経験を生かし、すべき事すべきでない事を明確にしたのが自己ルールです。
・自己ルール参考
簡単な参考例で、なるべく負けないようにはどうするかのみを考えたルールです。
利益を追求したい人などは、これを元に臨機応変にルールを変えていってください。
失敗した経験や上手く言った経験を取り入れながら自分のルールを作ってみてください。
(どちらかと言うと失敗した事を生かして行く方が負けない取引が出来る気がします)
・自己ルールは守る
これがまず一番のルールです。
株は精神修行だと思っています、ルールを破った人には罰が待ってます。(何度も罰を食らいました…)
調子に乗り熱くなると普段は行なわないミスを行ないがちです。
熱くならずに淡々と取引を行なっていきましょう。
特に熱中したときなど忘れやすいものです、パソコンの横にでも紙に書いて貼っておくと良いでしょう。
・理由の無いもの、判らないものには手を出さない
初心者には判らないものだらけで難しいルールですが、チャートや相場の状態など、少なくとも理由無しに取引はしないようにしてください。
また他人に進められたから、雑誌で紹介されたからといって、自分で分析をせずに売買するものではありません。
例えプロの評論家と意見が違っても納得、理解できない場合は、手を出さないで様子を見るようにしましょう。
・安易に飛びつかない
場中のすごいニュースなどがない限り、上昇中の株であっても安易に飛びついてはいけません。
高値つかみで、いきなり含み損という事が良くあります。
思惑買いが入って、たまたま利益が出たのなら即利益確定させましょう。
少なくとも3日とか前から、時間帯別の値動きや日経との連動など観察して、なおチャートでチェックしてから買うようにしましょう。
・割安株しか買わない
PER、PBRなどの割安株なら下値が限られていますので比較的安心です。
また、チャート的に見て過熱感の無い割安感が出たものを買うのもリスク限定で買う事が出来ます。
(新興市場など将来性で買われて割高なものもありますが、値動きがあるので利益揚げやすいという場合もあります。その辺はご自身で開拓してみてください。)
・他人と比べてあせらない
良く他の人のブログや掲示板を見ていると、利益が凄く出ている人など沢山います。
しかし、あくまで他人は他人です。少ない利益でも負けない株取引をゆっくり行なっていけば良いのです。
あせると、無理な取引や急騰急落するような株で一発当ててやろうという気持ちになってしまいます。
一発当てようというような気持ちは、もはやギャンブルと同じです。
とりあえず、いいところは真似しましょう。しかし投資スタイルを同じにする必要はありません。
・体調の悪い時には取引しない
体調が悪いと頭の働きも悪く正しい判断が下せません。
また、判断も遅れがちになるのでデイトレードは厳禁です。
・休むも相場
自分の理解を超えた値動きや微妙な判断が必要な時、観察している株が過熱感を帯びた時など、無理に手を出す必要はありません。
相場はいつまでも続いているのですから、今日取引しなくても明日以降チャンスは巡ってきます。
・話題株には手を出さない
株はうわさで買って事実になった時には売れという言葉があります。
大々的にニュースに取り上げられた、ライブ○アや楽○などの買収騒ぎでは投機資金が流れ込んできてかなりの値動きになりましたが、投機資金が手を引くと一気に元の値段に戻りました。
もし、話題になる前からその株を持っていてテレビで話題になるような好材料に恵まれたのなら、株価の値動きに注意しながら保有しつづけるのも良いのですが、あとから飛びつくと酷い目にあう場合があります。
上がりつづける株は無い、下がりつづける株も無いのでニュースに流れた株の急反転に巻き込まれないように気をつけましょう。
話題株、実際利益を上げやすい場合もあるので、臨機応変に対応してください。
・株に惚れない
長期保有目的で購入した場合でなければ、ある程度利益が出れば利益確定し、損が出ていてすぐに回復見込みがない場合は資金を有効活用するために損切りをした方が良いです。
ただ、もともと何かしら有望だと思い購入した株ですので、中々判断が付けづらいのもわかります。
しかし、自分の願望と相場の雰囲気など事実と比べて現実的な判断を下すようにしましょう。
長く観察していれば、その株の雰囲気がどうなっているか客観的な判断ができるはずです(頭の片隅で本当は気付いているはずです。)、株に惚れて素早い判断を鈍らせないようにしましょう。
特に、株はうわさで買われて事実で売られるということがあるので、事実がでた後は一時的に下がり気味になります、そういった場合の判断を下すさいに惚れないように注意した方がいいです。
・思った動きと違う時は即切る(損切りは素早く)
買っては見たものの何か自分の予測と違う場合や、地合の急激な変化があった場合などは、一度その株から撤退しましょう。
予測と違う動きやその株の周りの環境が変わった場合は、あなたの判断がすでに間違っている可能性があります。
間違った判断を貫いてもリスクは増すばかりです。長く相場の世界で生き残っていこうと思うのならば、とにかくリスクは最小限に押さえる事を第一に考える事が必要だと思います。
・タラレバは言わない
手放したら急騰したなど、よくある話です。
もしあの時買っていればとか、もしあの時売っていればとか、泣き言を言うのではなく、なぜあの時買わなかったのか理由を考え次に生かす事にしましょう。
・イチローになる
最後のルールというかスタイルの話で終わろうと思います。
ホームランは必要ない、こつこつヒットを続ければ、いずれイチローになれる?。