・アスキーソリューションズ株券
株式会社 アスキーソリューションズ（上場当時の証券コード:3801・ヘラクレス）
AsciiSolutions,Inc.
社名変更後：エー･エス･アイ株式会社 （ASI Corporation)
設立年月日：1982/09/30
上場年月日：2006/04/06
最終売買日：2008/05/22
上場廃止日：2008/05/23
公開価格：35万
初値＆上場来高値：188万
上場最終売買日株価：3,180円
上場廃止理由：有価証券報告書等の「虚偽記載」を行い、その影響が重大であると判断したため
業種分類：情報・通信
主な業務内容等：パッケージソフト ソリューション
アスキーのネットメディア事業が起源。2002年9月に当時の店頭市場から上場廃止となったアスキーのネットメディア事業を中核にして2006年4月にヘラクレス市場に再上場。パッケージソフト販売とソリューション提供が柱
本社：東京都
上場廃止直前一連の流れ
2007年08月21日 大阪証券取引所が18日付けで同銘柄を監理ポストの割り当てから解除 ストップ高
（2006年9月の中間決算の資産評価に不備がるとしていて、大証が監理ポストに割り当てていたものの、その後の審査で上場廃止とする程、影響が重大でないと判断し解除）
2007年11月02日 オリックスがＴＯＢ ストップ高
2007年11月19日 決算に疑義（粉飾決算を指摘）でオリックスが第三者割当増資の引き受けを中止
2007年12月10日 オリックスのＴＯＢが不成立
2008年02月01日 過年度決算の訂正を発表
2008年03月17日 IPM投資事業有限責任組合など3者を割当先とした7億5000万円の第三者割り当て増資を発表 ストップ高
2008年03月31日 IPM投資事業有限責任組合などに予定していた第三者割当増資を実施しないと発表 ストップ安
2008年04月09日 3月31日でアスキー・メディアワークスとのアスキーのロゴなど商標権使用許諾契約終了が決定
2008年04月22日 有価証券報告書等に係る金融商品取引法違反に対する課徴金納付命令の決定を金融庁より受ける（1957万円の課徴金）
2008年04月23日 上場廃止が決定 ストップ安
上場廃止後の流れ
2008年7月1日「エー・エス・アイ株式会社(ASI Corporation)」へ社名変更
社名変更後10日後の2008年7月11日に民事再生法の適用を申請
負債は約9億1600万円
民事再生法適用のＩＲと同時に、既に有力な支援先が内定しているなどとした株主向けコメントを公表しながら、2008年8月1日にフューチャーアーキテクトグループである株式会社アセンディアに事業譲渡し債務などの義務の引継ぎはしていない。
2008年8月1日以降の事業譲渡以降は事業を行わず、残った債券債務の清算手続きを行ってまいりますとのコメントがあるので、株券は完全な紙くずだと思われます。
エー・エス・アイ「株主・投資家の皆様へ」
http://www.asciisolutions.com/ir/pdf/20080711.pdf
代表取締役社長 田北幸治から株主の皆様へ
http://www.asciisolutions.com/corp/pdf/2008073101.pdf
お取引先各位
http://www.asciisolutions.com/corp/pdf/2008073102.pdf
オリックス（8591）によるアスキーソリューションズ（3801）の第三者割当増資引受け取り止めのお知らせ
http://www.orix-sec.co.jp/news/2007/n_1116_1.html
http://www.orix.co.jp/grp/content/071116_ASCIIJ1.pdf
株式会社アスキーソリューションズの有価証券報告書等に係る金融商品取引法違反に対する課徴金納付命令の決定について
http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080221-2.html
粉飾決算自体アウトですが、TOBを仕掛けるまで行っていた会社が財務資料を見て取りやめるような会社は触らないことですね。
しかもその後も第三者割り当て増資取りやめなど繰り返しているので、誰が見ても…
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多忙のため、管理能力・情報収集力に厳しさを感じております。。。
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2008年に上場廃止した株券で掲載中の銘柄のいくつかは、手元に複数持っています。
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