個人向け国債のすすめ
個人向け国債とは国が発行する債券で、日本国政府が額面で買い取るのでローリスクな金融商品です。
(これまでの国債では売却時の市場価格により元本割れの可能性ありました。)
利息も預金より有利に設定されていますし、発行から1年を経過すれば中途解約も可能です。
利息は最低でも0.05%は付くようになっています。
国債は購入単位が最低5万円からとなっていましたが、個人向け国債は購入者を個人に限定しているため、額面1万円から1万円単位と少ない資金で手軽に買えるようになっています。
「個人向け国債」には「5年・固定金利型」と「10年・変動金利型」の2種類があります。
10年・変動金利型であれば、半年ごとに実勢金利に応じて金利が変動するので、景気回復を背景に、これから可能性の高い金利上昇にも対応して多くの利息が期待できます。
ペイオフ対策にも有効じゃないでしょうか。
少ないですが元本割れのリスクもあります。
1年を経過して中途解約した場合は、直近2回分の利子相当額(税引き前)を支払うことになります。
従って、1年で解約した場合は、元本割れもありえますから、元本割れを避けるためには少なくとも1年半を経過してから解約しましょう。
参考
個人向け国債の中途換金シミュレーション
個人向け国債パンフレット
また一部の銀行では口座管理料や保護預り手数料がかかることがあります。
これらの手数料を払うと、せっかく利息をもらっても場合によっては赤字となる場合があるので購入前に確認をしましょう。
ネット証券会社を利用すれば購入後の口座管理料などはかかりません。
購入の際はネット証券を利用するのがベストです。
(急な資金の必要な時にも自由な時間に窓口を通さず解約できますし)
また募集期間が決められているので、いつでも個人向け国債を買うことが出来るわけではありません。
先に証券会社の口座を開設しておきましょう。
個人向け国債が購入できるネット証券
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
その他こちらでお勧め証券会社を紹介しています。
紹介しているほとんどの証券会社で購入できると思います。